株取引の分析方法

株取引の初心者の方は、まず損切りを覚える事を徹底する事が重要です。
そのためには、まず試運転として実際に売買を行う事も必要でしょう。
ただし、あくまでも最初は控えめな額での取引が好ましいです。
そして、それらに平行して、本格的に株取引に関する分析を学んでいくと良いでしょう。
初心者の方にとっては、分析と言われても何か小難しそうで嫌、と思っているかもしれません。
ただ、分析とは言っても、小難しい事を考える必要はありません。
ある程度ツボをおさえておけば良いのです。

株取引における分析は、今も昔も大きく二つに分かれています。
それは、「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」です。
どちらが優れているという事はなく、それぞれに良さがあり、欠点もあります。
初心者の方にとっては、どっちを覚えた方が良いのかで悩む人も多いでしょうが、好きな方を選んでもいいですし、両方覚えておいても損はありません。

テクニカル分析は、簡単に言えば株式チャートに特化した分析方法です。
一方のファンダメンタル分析は、各会社の経営状態をはじめ、あらゆる状況を表したいくつかの指数から購入すべき銘柄、売却すべきタイミングなどを見つけていく方法です。
どちらが覚えやすいかというと、個人差もあるでしょうが、テクニカル分析の方が覚えやすいかもしれません。
チャートを見ながら覚えられるので、直感的な感覚で分析できるからです。

とはいえ、初心者の方にはテクニカル分析がお勧め、という事はありません。
どちらに関してもまず触りを見つつ、自分に合っていそうな方を先に学んでいくのが良いでしょう。

ファンダメンタル分析

株式投資には、二つの分析方法があります。
その一つが、ファンダメンタル分析です。
この分析方法は、企業の業績、財務状況、あるいは世間の景気の流れや世界情勢など、あらゆるものを考慮しながら総合的な分析を行うというものです。
そのため、情報量がものを言います。
よって、初心者の方には少し敷居が高いように思えます。

実際、このファンダメンタル分析の場合、中途半端に情報を集めてそれを参考にするのが一番危険です。
徹底した情報管理の下で行わないと、なかなか結果に結びつきません。
ですので、基本的なデータに関しては常に把握しておく必要があり、それは初心者の方にとってはかなり難しい事となります。

それでも、実際には多くの初心者の方がこのファンダメンタル分析を行っています。
それはなぜかというと、初心者の方でも株取引に有効な分析を行える方法があるからです。
それは、指標の存在です。

株には、様々な指数があります。
株式指数と呼ばれる物です。
これを参考にするだけで、ファンダメンタル分析となるのです。
PER、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
株価収益率なのですが、これも指数の一つです。
この他、PBR(株価純資産倍率)など、様々な指標があり、これが所定の数字以上かどうかという比較をするだけで、初心者の方はOKです。
もちろん、その数値どおりに株価が動くかというと、そうとは限りません。
過信しない程度に、上手く指数を利用してみましょう。

テクニカル分析

ファンダメンタル分析と肩を並べ、株取引における分析方法が、テクニカル分析です。
これは比較的、多くの初心者の方がまず試す分析といえるのではないでしょうか。
ただ、この分析が初心者向けであるというわけではありません。
むしろ、ファンダメンタル分析以上に玄人向けともいえます。
非常に奥が深い分析方法です。

テクニカル分析は、理系向きの分析方法といえます。
というのも、株価チャートを分析する事が基礎となるからです。
株価チャートは、とある銘柄のこれまでの株価の動きを分析し、今後どのような動きになっていくかを予測していきます。
つまり、過去の株価の動きを中心に考えていくわけです。
あまり情勢を考慮せず、あくまでもデータ中心に進めていく事で、客観的な予想ができるという点では、かなり有効な方法と言えます。
その一方、過去の動きからは予測できない、何かしらの外的要因が働いた場合は脆いですね。

初心者の方がテクニカル分析を行う上で重要なのは、ローソク足とトレンドをまずしっかり覚える事です。
ローソク足は、株価チャートを表す上で非常に見やすくまとめた物です。
チャートはグラフによって表されますが、そのチャートはローソク足の集合体によって成り立っています。
一方、トレンドというのは上昇、下降の流れです。
どのようなチャートになったら上昇トレンドに傾くのか、また下降トレンドに移行するのか、といった見方をしていくことで、予測が成り立っていきます。

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